
熱海に春の訪れを告げる「わかめ祭り」(多賀観光協会主催)が5日、上多賀の長浜海浜公園・うみみえ~る長浜で始まった。地元の多賀湾で朝採れた養殖ワカメ、メカブを観光客に提供することで集客につなげようと、毎年この時期に開催。春の風物詩として定着し、人気が高い。
今年は暖冬などの影響でワカメの水揚げ量が少ないため、開催期間を5、6日に縮小して開催。しかし、「不漁」をメディアで報道されたことで「希少」の評判を呼び、朝から例年以上の速さで長い列ができた。初日は隣接する戸又港などで水揚げしたワカメを2・5トン販売。来場者にはワカメのみそ汁とメカブサラダがふるまわれた。会場では生ワカメ、生メカブのほかにワカメラーメン、干物、イカメンチ、ミカン、地場野菜、貝類、海産加工品なども販売されている。6日も1・5トン販売する。
◆リピーター続々 水揚げ量減少に伴い、今年は人気の生ワカメの詰め放題(1袋500円)を中止。700グラム500円で販売。しかし、毎年このイベントを楽しみにしているリピーターが次々に訪れ、複数袋を購入。品質は例年以上。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。