
無病息災を願う「七草がゆ」の接待が7日、来宮神社であった。七草がゆは、正月7日にセリやナズナ、スズシロなど春の七草を入れたかゆを食べる風習。正月で疲れた胃を休ませることができ、ことしの万病を防げるといわれる。参拝者は、白い湯気がたつ椀(わん)を受け取ると、かゆをすすって冷えた体を温めた。
日本全国に七草がゆをふるまう神社は多々あるが、2000食というのは珍しく、同神社の人気が見て取れる。
◇七草と効能
・せり…消化を助け黄疸をなくす
・なずな…視力、五臓に効果
・ごきょう…吐き気、痰、解熱に効果
・はこべら…歯ぐき、排尿に良い
・ほとけのざ…歯痛に効く
・すずな…消化促進、しもやけ、そばかす
・すずしろ…胃健、咳き止め、神経痛
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