
東海大学の海洋調査研修船「望星丸」(荒木直行船長、2174㌧)の一般公開が19日、熱海港のナナハン岸壁で行われ、多くの市民や観光客が船内見学を満喫した。
同船は学生の研修設備と旅客機能を併せ持つ日本で唯一の多目的船。今回は同大海洋学部(清水市)の海洋実習で今月2日に清水港を出港。留萌(北海道)で臨海実習した後、大船渡市(岩手)を経て、この日学生や乗組員ら52人が熱海に初入港した。清水に戻る航行時期がマリンフェスタ・アタミと重なったことから、同大海洋部OBの佐野茂樹青木建設社長が熱海入港を働きかけ、一般公開が決まった。
午前10時開始と同時に市民が続々来場。操舵(そうだ)室やエンジンルーム、研究室を公開したほか、調査機器の展示やカップ麺の容器を使った水圧実験など、さまざまなプログラムで海洋調査船の世界を紹介した。
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