
中国の旧正月にあたる春節前後の大型休暇(7~13日)を前に、“訪日ラッシュ”が始まっている。「梅まつり」開催中の熱海梅園でも31日、多くの中国人団体旅行者が訪れ、園内には「ニーハオ(請吃)」などの中国語が飛び交った。
この日の入園者は今季最高の5252人。そのうち団体客は525人だったが、大部分が中国からのツアー客。市内のグループ店舗を抱える大型ホテルなどに”爆宿”し、ツアー観光バスで移動することから大型車駐車場も満杯状態。京都市など著名観光地が頭を抱える”バス駐車場不足”も懸念され始めた。
「100円ショップ」キャンドゥ・マックスバリュ熱海店では”爆買い”が目につく。
国内8空港に乗り入れる中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空は週末の日本便がほぼ満席という。運賃も普段は片道8000円の大阪-上海線が、日によっては20万円前後に高騰。中国経済の減速も指摘されるが、2月は中国人の「爆宿」が話題になりそうだ。
(編集主幹・松本洋二)
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