
夏シーズンを前に「熱海ビーチクリーン2015」(主催・同実行委員会=水口武代表)が17日、熱海港を起点に一斉に行われ、熱海サンビーチから七半(ナナハン)岸壁までの海底、防波堤、海岸周辺を60分で一気に清掃。国際観光都市「熱海」の底力を披露した。
未来の子供たちにきれいな熱海の海を残すとともに、環境保護の重要さを訴えようという趣旨に賛同した地元ダイバーをはじめ、東京、神奈川、北関東などのダイビングクラブ20団体137人。熱海の来宮神社「来宮桃陵丒寅會」(川﨑道生会長)、今宮神社「今宮丑寅嵐舞會」(志方敦会長)、伊豆山神社「伊豆山丑寅會」(小松秋夫会長)など9団体124人が集結し、水陸合同で「ビーチクリーン大作戦」を展開した。
川口健熱海ダイビング協会会長、藤曲敬宏県議、田辺国治副市長のあいさつに続いて、ダイバーたちは熱海港やクルーザーやヨットが係留されているスパ・マリーナ熱海の水深3メートル~5メートルの海に潜り、海底からゴミを拾い集めた。陸上の清掃部隊は、熱海サンビーチの砂浜を手始めにムーンテラス、親水公園の通路のゴミを丁寧に拾い、袋に詰めて環境保護を訴えた。
御鳳輦奉仕者の女子部は合同で70kgの米をたき上げ、およそ260人分の昼食用のおにぎりを作り、後方支援。作業を終えた参加者に提供した。
24年目を迎えた熱海ビーチクリーンは、毎年5月の第3日曜日に行われ、風薫る季節の風物詩になっている。
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