
湯めまちをどり・華の舞の「正月公演」が1日、熱海芸妓見番歌舞練場で始まった。熱海芸妓衆がお正月やおめでたい日に着る黒留袖の「出の衣装」に身を包み、優雅な舞いを披露した。
正月公演は8演目で構成され、歌舞伎の白波五人男の女版で熱海芸妓のために振りつけられた踊り「五人女」で始まり、正月、消防出初式の「初出見よとて」「御所のお庭」「長崎ぶらぶら節」「万才くづし」「豊年の雪」と続き、浅草参りの替え歌で来宮神社から芸妓見番までの道程を唄った「来の宮参り」、エンディングの「三下り甚句」で締めくくる。公演後は舞台に降り、観客と一緒に記念撮影したり、会話したりして交流した。
正月公演は3日まで。観賞料は元日から200円値上がり1500円(茶と菓子付き)。午前11時~30分間。
問い合わせは熱海芸妓置屋連合組合0557(81)3575へ。
◆新日本風土記が収録 華の舞の「正月公演」初日の舞台をNHKが収録した。日本各地の伝統や風習を映像でつづる「新日本風土記」(NHKBS)で3月に放送予定。
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