
フランス・リヨンで開かれた第17回世界バラ会議で、優秀庭園賞を受賞した熱海市のアカオハーブ&ローズガーデン(赤尾宣長社長)は文化の日の3日、静岡県民を無料で招待した。同会議は3年に1度開かれ、39カ国が参加。日本国内では神代植物公園ばら園(東京都調布市)など4カ所が受賞してきたが、日本の民間運営のバラ園が受賞するのは今回が初めて。
園内では、イングリッシュローズやフェアリー、アイスバーグなどの秋バラが見ごろを迎え、甘い香りに包まれている。ダリア、ノボタン、アメジストセージ、パイナップルセージなどの花も開花。周囲の山々は紅葉が進み、ガーデンを巡っていると花々の合間に太平洋が一望できる。長野県小布施町とコラボした「秋のガーデン・スイーツ祭り」も開催中で、栗やリンゴを使用したオリジナルスイーツも味わえる。
◆アカオハーブ&ローズガーデン 1988年に「曽我森林自然公園」として開園。当初はハーブが中心だったが、その後イングリッシュローズやオールドローズなどが植栽され、現在は25万坪の敷地に12ガーデンが設けられ、約600種4000株のバラが四季を通じて楽しめる。入園するとまず園内バスで一番上まで移動し、降車した後は各ガーデンを散策しながら下る。電話(0557-82-1221)。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。