【観光】糸川桜まつりが開幕、大塚氏が熱弁 

熱海市の糸川遊歩道で24日、第5回「あたみ桜・糸川桜まつり」(熱海市観光協会主催)が開幕した。この日に合わせたかのように、糸川の沿道に植えられた54本のあたみ桜が開花、訪れた市民や観光客を喜ばせた。2月上旬には見ごろを迎える。
初日は午後1時からドラゴン橋でオープニングセレモニーを行い、中島幹雄観光協会会長、斉藤栄市長、あたみ桜の整備事業に多大な貢献をした篤志家の大塚実氏(大塚商会相談役名誉会長)、橋本一実県議、杉山利勝市議会副議長らが来賓のあいさつ。熱海芸妓衆があたみ桜を背景に舞いを披露し、地元の人気おやじバンド・糸川ベンチャーズが演奏した。新柳橋ではミス熱海が桜茶の無料サービス、渚橋には花見を楽しめるように露店がでた。
期間中は毎夜、川沿いであたみ桜をライトアップする。点灯時間は午後5~11時。同まつりは2月15日まで。

◇大塚実氏の話 昨年6月まで7年3カ月にわたり、熱海梅園の梅と紅葉の整備をやり、糸川も両側150メートルの並木を整備してあたみ桜を植えた。大好きなブーゲンビリアもはわせた。ジャカランダの400メートルの遊歩道も完成し、私も92歳。これでやれることは一応終わった。梅まつりも有料になり、観光客も増え、入湯税も2ケタの伸びを見せている。これで住民税を減らして移住する人を増やし、人口増につなげられれば…。それができれば、熱海にご恩返しができる。

◇中島幹雄熱海市観光協会会長の話 人口が増え、糸川のあたみ桜も、梅園の梅も例年より早く花が咲いている。毎週末、祝日には無料シャトルタクシー、バスも運行する。日本一早い梅と桜を同時に楽しんでほしい。

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