齊藤栄市長と熱海女性連絡会(加盟15団体、滝野慶子会長)の「市長と語る会」がこのほど、市役所第3庁舎会議室であり、約50人が市長と意見交換や要望を行った。出席者からは、市が老朽化に伴い8年前に観光会館を解体し、その後、熱海岡本ホテル跡地を買収して市民ホールと図書館を建設する「熱海フォーラム事業」(仮称)案を示しながら、計画がとん挫をきたしていることへの説明と「観光文化ホール」の早期建設の要望が相次いだ。
「観光会館がなくなって以来、市民は成人式をはじめ児童、生徒の音楽、研究発表会、コンサート、講演会、市民文化祭に関係するイベントの開催に大変な不便さを抱え機能喪失している」「各種全国大会、県大会、有名人コンサートなどで多くのお客様を呼び込むことが可能でありながら受け入れられない状況が続いている」atc。
これらの要望に対し、市長は、「重く受けとめる」と述べた上で、直面している学校修繕や消防団分団詰め所の改築、ごみ焼却施設の大規模改修などを終える2020年以降に着工する考えを改めて示し、理解を求めた。同会では4団体の代表者が発起人(滝野慶子、谷口成伸、青田克巳、藤間恵見子)になって(仮称)「熱海ホール建設の会」を設立し、集客数800人以上の観光文化ホールの早期実現を推進していく。
(熱海ネット新聞)
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