熱海市は5月25日、熱海梅園で恒例の梅の実の採取を行った。市職員9人とボランティア9人が2組に分かれて作業し、竹の棒で枝葉を揺すって振り落とし、課外授業で訪れた第一小の1年生45人が梅の木の下にブルーシートを広げるなどして、作業を手伝った。今年は小粒なものの、裏年で不作だった昨年の120キロを上回る見通し。作業は26日も行われる。
熱海梅園には59種、472本の梅の木が植えられているが、梅干しなどに使える木は「白加賀」「長束」など132本の実梅。収穫した実は市内の梅干し製造会社「東明」(岸幸宏社長)と熱海卸酒販会社「池田直文社長」に販売され、熱海梅園をPRする商品として市場に出る。
【過去10年の収穫量】
▼2007年(110㌔)△08年(350㌔)▼09年(209㌔)■10年(採取なし)△11年(455㌔)▼12年(425㌔)△13年(520㌔)▼14年(420㌔)△15年(630㌔)▼16年(120㌔)17年(?)
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