熱海駅で「熱海コンシェルジェ(観光案内所)」を運営する熱海駅観光案内協議会(会長・斉藤栄熱海市長)は9日、熱海商工会議所で平成26年度の総会を開いた。事業計画や予算などを承認、役員改選で全員留任を決めた。
25年度のコンシェルジェ利用者は11万1383人で、前年度に比べ1299人、1.1%増加。1日平均約300人が利用したが、スマートフォンの普及で窓口利用者が減った。
相談役を務めるJR東日本熱海駅の朴舘良詞駅長は「コンシェルジェで人の流れも変わる。これからも協力して熱海の発展に尽くしていきたい」とあいさつした。熱海駅では現在、平成27年度中の完成を目指し、駅舎・駅ビルの改築工事が続けられている。
また、市は駅前広場の整備に伴い、日本たばこ産業(JT)の協力を得てスモーキングエリア(喫煙所)を設置すると発表した。
場所は改札口の正面の第一ビル入り口の横で、高さ1.85メートル、幅2.4メートル、奥行き2.1メートルの透明の仕切り板を「コ」の字型に配置する。ポイ捨てや歩きたばこなどマナーを守らない喫煙者もおり、設置を決めた。
7月から設置工事に着手し、同月中旬の供用を目指す。
(熱海ネット新聞)
完成イメージ図(熱海駅前広場の喫煙所)
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