熱海市下多賀の宮川で5日、「平成27年下多賀宮川マス釣り大会」が開かれ、細かい雨が降り続く中、県内外の愛好家400人が腕前を競った。年間を通じて「宮川」の美化に取り組んでいる下多賀町内会(高木洋明会長)が毎年この時期に主催する大会で、今年も宮川上流の宮中橋から下流の老松橋までの約500メートル間で実施した。50回目の記念大会となった今年は白糸の滝(富士宮市)近くで育ったニジマスを例年より1000匹多い5000匹放流した。
「町の川」を憩いの場に観光客と地区住民が一体となって水辺で交流できるイベントとして定着し、下多賀地区の夏の風物詩になっている。近年は市外からの参加者も急増し、この日も川の両岸から大物を狙ってイクラなどを餌に釣り糸を垂らし、次々に60センチ超の大物を釣り上げた。
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