【花】無情の象徴「ナツツバキ」、散り様の美 

沙羅(さら)の名で親しまれるナツツバキが熱海梅園に隣接する澤田政廣記念美術館の横で開花。毎年この時期を楽しみにしている市民や花愛好家が鑑賞に訪れている。

平家物語にうたわれる「沙羅双樹(さらそうじゅ)」の花として知られるこの花は、朝咲いて夕方には散ってしまう。
無常の象徴として人気があり、同美術館には開館した26年前から4本のナツツバキが植栽されている。訪れた人たちははかなく散り、川面に落ちた花をうっとりと見入っている。
沙羅は仏教の開祖・釈迦がその樹下で入滅したとされ、日本ではナツツバキを沙羅としている。

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