来宮神社の本殿前で11月23日、新嘗(にいなめ)祭神事に続いて、御鳳輦(ごほうれん)奉仕者の引き継ぎ式が行われた。雨宮盛克宮司や神社総代、祭典委員らが見守る中、本年度厄年奉賛会「来宮辰巳會(きのみやたつみかい)」の川本数章会長から次年度厄年奉賛会の戸塚雄史郎会長予定者に来宮神社例大祭の引き継ぎ関連書類一式が入った箱が手渡された。戸塚会長予定者は「御鳳輦奉仕の伝統と先輩方の思いをしっかり受け止め、来宮神社にご奉仕させていただくとともに会員一同、大きく成長したい。来年は平成から新しい時代に切り替わるちょうどその年。記憶に残る御鳳輦奉仕をさせていただきます」と力強くあいさつした。会の名称は来年1月の設立総会で決める。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■御鳳輦(ごほうれん)大厄の42歳を迎える男子が節分から翌年の節分まで来宮神社の氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れる。熱海では「御鳳輦奉仕」として代々引き継がれ、7月の来宮神社例大祭では、猿田彦の神の天狗をとともに、御鳳輦が氏子町内を渡御。
■2019年度来宮神社御鳳輦奉仕者(出席者)
戸塚雄史郎、水谷進介、高橋伸一、村越章浩、高橋惣一、田村竜二、中村喬士、國原昭直、澤口幸司、内田修、狩野学、片庭充隆
戸塚雄史郎会長予定者のあいさつ
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