
公明党熱海支部(米山秀夫支部長)は11月30日、市議会議長応接室で記者会見し、人気満了に伴う来年4月の熱海市議選(定数15)に現職で6選を目指す米山秀夫市議(61)と新人後藤雄一氏(57)が党公認で出馬することを表明した。
米山氏は、重点政策として①防災・減災に強い街づくり②福祉の充実③子育ての充実ーーを挙げ、「この4年間、1人でやってきたが、来年の戦いでは2人目を何としてでもという決意。力を合わせて自然災害対策、地域包括ケアシステムの確立、教育費の負担軽減などに取り組みたい」と話した。
公明党熱海支部は、最大3人の市議がいたが、市議定数の削減で2人に定着。前回の選挙でも2人を擁立したが、1人が出馬表明後に体調を崩し、米山氏だけの立候補になった経緯がある。
新人候補の後藤氏は、東京都出身。14年前から市内東海岸町に移住し、住宅設備会社を経営。「熱海駅前のにぎわいを市民生活に反映させ、若者が市外に出なくとも働けるような環境、高齢者が住みやすいまちづくりに取り組みたい」と抱負を述べた。
同市議選の出馬表明は今回が初めて。現職15人全員に加えて後藤氏、前県議、前市議、元女性市議、新人の計5人の出馬がささかれており、〝1人落ち〟だった前回から一転、激しい選挙戦が予想される。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■後藤雄一(ごとう・ゆういち)東京都出身。三島北中、田方農業高卒。父親が教員で転校が多く、一時、網代小でも学んだ。海上自衛官、コンピューターSE、山崎製パン社員を経て住宅設備会社を設立し、代表取締役社長。公明党熱海支部副部長。独身。
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