熱海市の隠れた紅葉の名所として知られるMOA美術館の敷地内にある「茶の庭」で、紅葉が見ごろを迎え、来館者を楽しませている。今年は秋に入り温暖な気候が続いたため紅葉が1週間ほど遅れ、今が真っ盛り。
「茶の庭」の「光琳(こうりん)屋敷」や茶室「樵亭(しょうてい)」「一白庵」には、鮮やかな赤や黄に色づいたノムラモミジ、イロハモミジなどカエデ類が約60本植えられており、「大人の紅葉狩りスポット」として人気が高い。訪れた人たちは、庭園にあふれる幻想的な紅葉をゆったりと観賞、錦秋の風情を心行くまで堪能している。
同美術館は12月9日まで、重要無形文化財保持者(人間国宝)54人の作品を一堂に集めた特別展も開催している。木曜日休館。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
写真=12月1日撮影
■問い合わせ 0557-84-2511(同美術館)
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