熱海梅園もみじまつりが閉幕した12月9日夜、熱海市では年末恒例の忘年熱海海上花火大会がスタート。熱海湾には首都圏などから訪れた宿泊客や市民がどっと繰り出し、1万4000人の人たちが夜空を仰いだ。
冬の熱海海上花火大会の醍醐味は、およそ80キロ離れたハマ(横浜)夜景とのコラボ。打ち上げた午後8時20分の気温は9度。日が沈みぐっと冷え込んだが、おかげで熱海市街からは相模湾越しに横浜のランドマークの大観覧車や房総半島まできれいに望めた。この都会の街の灯りが、次々に打ち上げられたスターマインや大玉の借景になったり、絶妙な遠近感をもたらしたりして、熱海の街全体がパノラマ図にー。空気が乾燥した冬花火だけの特権。次回は16日に打ち上げる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■主催 熱海市ホテル旅館協同組合連合会
大空中ナイアガラとのコラボ
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