
「110番の日」の1月10日、熱海署は熱海駅前でミス熱海桜娘の山崎早也香さん(21)を「一日署長」に任命し、奥田交治署長が委嘱状を交付した。警察官の制服を着て「一日署長」のたすきを掛けた山崎さんはチラシを配りながら、市民や観光客に110番の適切な利用を呼び掛けた。熱海温泉ホテル旅館協同組合の公式キャラクター・あつおも「一日副署長」に任命され、杉崎署長をサポートした。
年間300万超人の宿泊客が訪れる熱海市だが、熱海署管内では昨年の人身交通事故数が史上最少。事件についても最も少なかった一昨年に近い数。そんな安心して暮らせる熱海のまちづくりに大切なのが110番なのだが、中には、免許更新いつでしたっけ、とか、落としもの届いていませんか、といった緊急性のない通報もあるという。
奥田交治熱海署長は「事件や事故では迷わず110番通報をしてほしい。すぐに駆けつけます。それ以外の相談は熱海署(0557-85-0110)または#9110にお願いします。そのことをこのキャンペーンを通じて周知したい」と話した。
また熱海署の独自キャラ「110(ひゃくとお)マン」が一日地域課長を務め、子供たちに110番について説明したり、お年寄りに振り込め詐欺などの犯罪被害に遭わないよう抑止に努めた。
会場ではパトカーと白バイが展示され、署員や地域安全推進員のメンバーらが啓発品やチラシを配布した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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