今年で73回目となる新春の伝統行事「寒中水泳大会」が1月13日、熱海サンビーチであり、女性10人を含む6歳~66歳の67人が初泳ぎをした。気温は前年より4・5度低い高い11度。水温は前年と同じ15度。泉太鼓の激励の後、今年成人式を迎えた高橋颯太さん(高崎経済大)と石川優太さん(文教大)が「今年1年が最良の年であることを祈念します」と選手宣誓を行い、参加者たちは「祝成人」の鉢巻きを締め、水着やふんどし姿で気合を込め、水しぶきを上げながら海に入った。
多くの家族や観光客、テレビカメラ、熱海署のパトロール艇「はやぶさ」らが見守る中、沖合へ30メートルほど泳ぎ、冷たい海の中で笑顔で万歳を何度も三唱。新成人の門出を祝福した。大会後は、スタート前に血圧、体温等の身体検査を受けた旅館「渚館」に戻り、熱海温泉にじっくりつかり、冷えた体を温めた。今年は米国とフランスから2人が参加。昨年まで20年続けてけん引してきた北島鉄修さん(74)は、エントリーしなかった。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
主催=NPO法人熱海市体育協会、熱海市
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