
熱海市の来宮神社で1月14日、今年1年の無火災を祈願する「鎮火祭」が開かれた。市消防団(櫻井佳久消防団長)、市消防本部(稲田達樹消防長)、川口健市議会議長、今年度の責任当番町・咲見町の岸秀明祭典委員長ら約40人が出席した。雨宮盛克宮司が人命や財産を奪う大火から市民を守る祝詞を奏上し、巫女(みこ)が速神楽を奉納。参列者が玉串を捧げ、熱海市の無火災を願った。
神事に続いて神社に納められた正月飾りやお札、門松などを燃やす「どんどん焼き」が行われ、参拝客らが焚き上げた火に竹の棒の先端につけられた紅白の団子をかざし、無病息災を祈った。どんどん焼きの火で焼いた団子を食べると風邪をひかないと言い伝えられている。
境内では、熱海囃子笛怜会が屋台、昇殿、鎌倉、馬鹿囃子、四丁目などのお囃子を演奏し、伝統行事を盛り上げた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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