
熱海市は2月25日、昨年の宿泊者数が309万3252人だったと発表した。前年比で0・7%、2万2147人増えた。300万人台の大台超えは4年連続で、過去17年間で最多を記録。旅館・ホテルなどの入湯税申告ベースで計算した。
昨年はあたみ桜、梅、ブーゲンビリアなど多彩な花を観賞できる1~5月がいずれも前年を上回ったが、台風被害が出た7月が前年比6・6%、8月が同2・6%減。9月以降は10月が12・9%上回ったものの、他はほぼ前年並みだった。
今年は4月から6月まで大型観光企画「静岡ディスティネーションキャンペーン(DC)」があり、3月28日には熱海ベイリゾート後楽園がオープン。秋にも新ホテル が開業することから、前年を上回ることが予想される。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■入湯税 地方税法に定められている、温泉などで徴収される市町村の税金。課税されるのは、鉱泉施設があるホテル、旅館、スーパー銭湯、健康センターなど。税額は1人1日当たり150円。宿泊者数や日帰り観光客数を測るベースになる。
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