大型連休を前に熱海市のMOA美術館のエスカレーター入口近くの展望台「水晶殿」でツツジが見ごろを迎えた。台座部分に約40種類、3600本のツツジが植えられ、“ツツジ山”の名で知られる。色鮮やかな花々が一面を彩り 、美しさを誇っている。
水晶殿から南東に開けた相模湾を眺めれば、眼下にこのツツジ山、そして熱海の街並み。遠方に初島と伊豆大島が一望でき、東は房総半島、真鶴岬。西には伊豆七島の利島、新島、三宅島を望む一大パノラマが広がる。熱海では知る人ぞ知る花の名所で見ごろはゴールデンウイークまで続く。
同美術館では、「北斎漫画と冨嶽三十六景」展を5月21日まで開催。天保2年(1831)頃より西村永寿堂から刊行された「冨嶽三十六景」全46図を一挙公開している。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■問い合わせ 0557-84-2511(MOA美術館)へ。
写真=4月23日撮影
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