
熱海サンビーチで5月19日(日)、能公演「熱海の森羅万象に捧ぐ 月の道 薪能」が開催される。大型観光企画「静岡ディスティネーションキャンペーン(DC)」の一環で行い、美しい満月を背景に海辺の特設舞台で能、常磐津、お囃子に加え、4年目を迎えた今回は狂言も組み込まれた。
ハイライトの新作初演「能・水月」は月が上る午後7時5分に合わせて上演され、室生流能楽師・辰巳万満次郎さんが満月が海面を照らす「月の道」を通って船で登場。ゆっくりと舞台に降り立ち、熱海の自然の美しさを讃える舞いを披露する。
午後4時半に開演。熱海笛怜会のお囃子と湘南なぎさ連の阿波おどりで幕を開け、午後5時半に来宮神社の雨宮盛克宮司の舞台お祓いの儀。熱海芸妓が舞を披露する。火入れ式後は花柳あらたさんが常磐津「東都獅子」、シテ善竹十郎さんの狂言「棒縛」、能「水口」「弄月」と続き、辰巳満次郎さんが演じる大トリの能「天鼓」で閉幕する。
(熱海ネット新聞)
■チケット 有料席はA席4000円(イス席200席)、B席3000円(階段160席)。MOA美術館、イープラス、チケットぴあで販売。熱海サンビーチ砂浜と遊歩道は無料。雨天の場合(午前11時に決定)はMOA美術館能楽堂で開催し、A席のみ観賞できる。B席は払い戻す。
■問い合わせ MOA美術館内「薪能事務局」 0557ー84ー2511
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