バラの花がベストシーズンに入った熱海市のアカオハーブ&ローズガーデンでは、世界各国から集めらた色鮮やかなバラの花が咲き誇り、ガーデン一帯が甘~い香りに包まれている。
東京ドーム13個分の敷地には、約600種4000株が植えられ、赤、ピンク、黄、白、オレンジのバラが美の共演。観光客や愛好家たちが12種類の庭のバラの花を眺めたり、バラのアーチをくぐったりして絵画のような庭を散策している。
■絶景デッキ&ブランコも人気
世界的建築家の隈研吾(くま・けんご)氏がデザインしたカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」の海側には、山の斜面を活かしてつくられた展望デッキがあり、花々や海を一望できる。コエダハウスの横にあるブランコ、通称「空飛ぶブランコ」は目の前に絶景が広がり、そこからの景色は「絶景で、まるで空を飛んでいるような感覚になれる」と評判。
■世界バラ会議で民間初の「優秀庭園賞」
2015年、39カ国のバラ会が加盟する世界バラ会議で民間初の「優秀庭園賞」を受賞した同園では、今年も例年通りのペースで最盛期を迎え、6月上旬までピークが続く。その後、遅咲き種が見ごろを迎え、7月上旬まで楽しめる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
写真=5月21日撮影
■アカオハーブ&ローズガーデン 1988年に「曽我森林自然公園」として開園。当初はハーブが中心だったが、その後イングリッシュローズやオールドローズなどが植栽され、現在は25万坪の敷地に12ガーデンが設けられ、約600種4000株のバラが楽しめる。入園するとまず園内バスで一番上まで移動し、降車した後は各ガーデンを散策しながら下る。
■夜間営業 今年は大型観光企画「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」(4月1日から6月30日)の一環で「熱海ローズフェスティバル2019」を開催。6月10日まで午後7時10分〜同8時20分まで夜間営業(完全予約制)し、一部エリアとカフェ「COEDA HOUSE」をライトアップ。ワンドリンク付き(アルコールを含む)で大人1500円、小学生1000円。
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