「熱海梅園初川清流ほたる観賞の夕べ」(6月1日~9日)の開幕に合わせ、熱海梅園に隣接する市立澤田政廣記念美術館で1日、夜間特別開館が始まった。午後6時、展示室内の照明が消され、特別に設置したピンク、ブルー、グリーン、オレンジのライトに「道標」「銀河の夢」「天人」「人魚」などのブロンズの彫刻作品が立体的に映し出されると、館内は「ナイトミュージアム」に一変。館内がファンタジーな世界に包まれた。
ふじのくにエンゼルパワースポットで知られるエントランスホールのステンドグラス「飛天」も、夜間にライトの照明で観ると幻想的な雰囲気を醸し出す。ステンドグラスが映った床の上に立つと、まるで自分が深い水の上に立っているかのような浮遊感にも似た錯覚さえ覚える。光の演出で絵画も立体的に映る。
同美術館から「ほたる観賞の夕べ」へ向かう通路には、市内の小学生・幼稚園児が約200個の青色のLEDライトを並べるのを手伝い、市職員とともにナイトミュージアムを演出。ホタル観賞との相乗効果で多くの宿泊客や市民が訪れた。この夜間特別展は、2日にも通常の展示時間を延長して開催する。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■開催日時 6月1日(土)2日(日)
■夜間開催 18:00~ 21:00
■入館料 大人210円、中学生・高校生以下は無料
■問合せ 熱海市立澤田政廣記念美術館(0557-81-9211)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。