
熱海市の桃山小学校で全校児童53人を対象にした通学合宿「桃っ子学校」が始まった。同校PTA(安居秀晃会長)が主催したもので、35年続く恒例行事。児童は6月19日から3泊4日の日程で市内桃山町の瑞雲会館で宿泊体験し、共同で生活することを通して、友達と協力しながら行動する大切さを学ぶ。これまでは2時間半かけて姫の沢公園自然の家へ移動し、合宿を行ってきたが、昨年9月で業務を終了したため、合宿所と内容を変更して実施した。
子どもたちは赤、橙、水色、黄緑の4つのグループに分かれ、それぞれ6年生をリーダーに共同生活。出発式で太田和夫校長は「グループの中では、たくさんの人が気持ちを1つにしてまとまることが大切。6年生の言うことを聞くことも大切。この通学合宿を通して桃っ子全員の団結の力を高めてください」と送り出した。
初日は瑞雲会館に到着後、開校式を行い、荷物を整理した後、校舎へ戻り、上級生が下級生の面倒を見ながらグラウンドでバーベキューを開いた。その後、再び瑞雲会館に戻り、自主活動や宿題、清掃などに取り組んだ。2日目以降も様々なプログラムを通して集団生活の大切さを学ぶ。
通学合宿中、深沢充実行委員長をはじめ、PTAの父母が登下校や体験学習、宿泊をサポートし、自立に向けた人間力を育む体験学習を組み立てていく。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。