
熱海市議会6月定例会の一般質問が6月20日始まり、熱海国際映画祭の混乱を招いた説明を求める厳しい指摘が相次いだ。
初日、最初に登壇した高橋幸雄市議(熱海成風会)は「熱海市と実行委員会側が泥仕合になリ、V字回復している熱海市に水を差している」と指摘。第1回熱海国際映画祭の未払い金、最終損益が大幅に拡大したこと、実行委員会の業務執行を担った髪林孝司氏(フォーカス代表取締役)との関係、議会への説明責任について質し、齋藤栄市長に説明を求めた。
市長は「関係者、市民、議会にご心配とご迷惑とおかけし、心からお詫び申し上げる」と陳謝したあと、「第三者委員会を設置して調査する」考えを表明。「その過程で責任者である私も聴取を受け、結果を踏まえ、責任を有するものとして自らを律していく」と述べた。
第三者委員会は弁護士3人と有識者などで構成し、7月中に設置。混乱を招いた原因や契約に至るまでの手続き、第2回熱海国際映画祭から市が関与せず、資金面などで撤退に至った事情、補助金の妥当性などを精査する。
(熱海ネット新聞)
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