熱海市のホテルサンミ倶楽部で6月28日、第2回熱海国際映画祭コンペティション部門の応募作品の上映が始まった。トップバッターはウクライナの作品「Hutsulka Ksenya(ハルツカ・クセーニャ」」。アメリカの男性がウクライナを訪れて現地の人と交流するミュージカル風の作品。上映前には駐日ウクライナ特命全権大使のイーホル・ハルチェンコ氏が家族とともに駆け付け、来場者に舞台あいさつを行った。
「Hutsulka Ksenyaはウクライナ国民なら誰でも知っている国民的ソング。大相撲の大鵬幸喜さんのお父さんはウクライナ人で、お母さんが日本人。生まれたのが1940年で、今日の映画はその前年の1939年が舞台。第二次世界大戦が勃発し、混乱するウクライナを描いている。今日は大阪で大きな国際会議が開かれているが、私にとっては熱海の映画祭の方が大事。映画祭が開催され、映画を通してウクライナのことを知ってもらえたことに感謝する」と述べ、同作品をアピールした。
ホテルサンミ倶楽部では、30日までコンペティション部門の長編および企画上映映画、新作招待映画が上映される。
(熱海ネット新聞)
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