「モォー」天狗慰問スタート 熱海中学校で豪快に「麦こがし」

来宮神社の例大祭で本年度御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「来宮結葉桃一會」(きのみやむすびばとういつかい)」(戸塚雄史郎会長)は7月1日、恒例の「天狗慰問」をスタートさせた。
初日は、裃(かみしも)姿などの男子役員と天狗、女子部員の14人が、磯部直人権禰宜(ねぎ)とともに母校の熱海中学校を訪れ、三年生生徒92人と交流。例大祭の一環として行われる「熱海こがし祭り」と「御鳳輦奉仕」について説明した。
戸塚会長は「私たちは全員、28年前の熱海中学の卒業生です。卒業したあとそれぞれの道を歩み、熱海を離れる人もいた。それが2年前にもう一度集まり、準備を始めた。16日の御神幸行列では御鳳輦の御霊(みたま)を乗せて市内を歩き、天狗がこがしをふりまいて厄払いをします。同級生のお母さんたちに裏方としてお手伝いしてもらいます。熱海の伝統をつなげていくことは大事なこと。みなさんもぜひ、28年後に体験してみてください」とあいさつ。
続いて、天狗に扮した会員3人が、「モォー」という掛け声とともに麦こがしを生徒たちに放って、健康や志望校合格を祈った。各クラスの代表や塩見和彦校長も天狗体験に挑戦し、生徒代表に御神幸行列で天狗がまく「こがし」をプレゼントした。
「天狗慰問」は、この日の熱海中学校を皮切りに12日にかけて市内の保育・幼稚園、小・中学校、福祉施設など22カ所を訪問。熱海こがし祭りの由縁を紹介するとともに御鳳輦奉仕について理解を深めてもらう。9日は初島へ渡る。
(熱海ネット新聞)
■来宮結葉桃一會(きのみやむすびばとういつかい)
結葉は楠の若葉が茂り、親の葉と子の葉が重なり合い結ばれている様。来宮神社の御神木である大楠のように御鳳輦を後世につなげようと命名。桃一は会員が学んだ第一小学校と桃山小学校。
■御鳳輦(ごほうれん)大厄の42歳を迎える男子が節分から翌年の節分まで来宮神社の氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れる。熱海では「御鳳輦奉仕」として代々引き継がれ、7月の来宮神社例大祭では、猿田彦の神の天狗をとともに、御鳳輦が氏子町内を渡御。令和元年度は昭和52年4月2日~53年4月1日生まれの第一小、桃山小の卒業生で構成。







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