熱海市は神奈川県箱根町と地震などの災害や事故でごみ処理に支障が生じた場合、相互に一般廃棄物を受け入れる緊急時相互援助協定を結んだ。 8月5日、熱海市役所で締結式が行われ、齋藤栄市長と山口昇士箱根町長が協定書を取り交わした。
両市町は、ごみ処理施設が約20キロと近く、ともに観光地でごみの内容が似通っていることから、相互援助が有益と判断した。
熱海市は、三島市および湯河原町真鶴町衛生組合(神奈川県)と一般廃棄物の総合援助協定を締結しているが、緊急時は箱根町が加わり、災害時の備えを拡充した。協定により、通常の処理ルートが被災した際、災害廃棄物や避難所ごみ等を迅速に処理することが可能となった。
熱海市は箱根町、湯河原町との広域行政推進協議会で連携し、観光防災面で共同事業を展開している。
(熱海ネット新聞)
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