
気象庁によれば、大型で猛烈な台風19号は10月9日午後6時40分現在、小笠原近海を1時間におよそ15キロの速さで北北西へ進んでおり、3連休初日の12日土曜日午後から13日日曜日にかけて暴風域を伴って東海、関東に接近・上陸する見通し。千葉県内で11万6千戸が断水、約64万戸が停電した9月の台風15号では、熱海市内でも約200戸、2日間の 停電・断水被害が発生。今回の19号が先月の15号、市内に甚大な被害をもたらせた昨年の21号に匹敵する大型なことから、市は給水車を配備して断水に備えるとともに、停電×断水に備えた早めの準備を呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
■なぜ停電が断水につながるのか
浄水場から家庭まではポンプを使って水を送るため、停電するとポンプが稼働しなくなり断水する可能性があります。(すべてではありません。)
よって、お住まいのエリアが停電でなくても、ポンプ配水エリアが停電していると断水となる可能性があります。
■停電×断水に備えた準備
1 水の確保・備蓄
飲料用、食事用と生活用を合わせて、1日1人あたり3リットルを目安に備蓄。 断水に備えて、普段から浴槽に水を溜めておくことは有効ですが、ご家庭に幼児等 がいる場合、溺死の恐れがあるため、風呂の扉をロックするなど事故防止策が必要。 停電対策として、冷凍庫の中に凍らせたペットボトルを入れておくと、食品が長持 ちし、溶けた水は飲料水になるので便利です。
2 非常用トイレの確保
使い捨てトイレの備蓄を推奨。「袋」+「吸収剤」で手作りも可。猫砂、新聞紙。
3 ウェットティッシュの準備
洗浄用の水を減らすことができる。
4 マンションに住んでいる場合
停電するとエレベーターも止まるので、給水車などから水をもらう場合は、リュッ クサックなど楽に水を運べる準備を。
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