
熱海市議を12期務めている全国最高齢市議の山田治雄氏(92)は10月10日、行政視察に合わせて鹿島市役所(佐賀県)を訪問。鹿島市議で全国で2番目に高齢の髙松昭三氏(91)と再会した。
2人は4月の統一地方選でともに最高齢の91歳で当選。手紙をきっかけに交流が始まり、7月25日に高松氏が熱海市役所を訪れ、初対面。その後、髙松氏は8月から入院が必要になり、9月定例議会を欠席していたが、この日の山田氏の訪問に外出許可を得て面会した。
山田氏が「高松さんが病気を患っていると聞いて、激励したいと思い、来ました。病気に負けないように」と励ますと、髙松氏は「また山田さんの顔を見ることができてうれしい。2人の歳をあわせたら183歳。この仲を大事にしたい」と固く握手を交わした。
行政視察では、高松氏とともに角田一美議長と面会し、議員活動や高齢者政策について意見を交換。市の担当課から高齢者向けの施策の説明を受けた。
山田氏は「鹿島市と熱海市の高齢者政策の違いを学び、熱海市政に生かしたい」と述べ、高松氏は「これからさらに高齢世代が多くなる。早く退院し、対策の基盤づくりに尽くしたい」と自身を励ました。
(熱海ネット新聞)
写真=NHKニュースより
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。