
熱海市の起雲閣音楽サロンで10月21日、「ポピュラー琴&アコーディオン ジョイントコンサート」(主催・琴エスワールドミュージックスクール)が開かれ、多勢の市民がオーケストラのような琴の合奏を楽しんだ。
主催した「琴エスワールドミュージックスクール」は、札幌市の筝曲家、下村道子さんをリーダーに12名の邦楽教授者で結成され、北海道を中心に全国で演奏活動を続けている。この日は、同スクールの琴アンサンブル「アルメリア」が十七絃、ベース琴、ソプラノ琴、ドレミニ琴を使った合奏を。下村さんと7年前に乳ガンを患い、全摘手術を受けた娘の岩瀬典子さんによる親子ユニット「道のり」がデュオで演奏し、「風雪流れたび」「コモエスタ赤坂」などの歌謡曲や「パリカナイユ」「枯葉」などのジャズやシャンソンの名曲を2時間半にわたって響かせた。
今回の熱海公演は、下村さんの母娘ユニット「道のり」が支援している乳がんの早期発見・治療を推進する「ピンクリボン運動」に共感した「患者に寄り添う活動」に取り組む市民グループや米山秀夫、泉明寺みずほ市議が応援して開催した。10月はピンクリボン月間、熱海市でも乳がんの早期発見・早期治療のへの関心が高まっている。
(熱海ネット新聞)
■アコーディオン演奏 東大文学部仏文科卒で函南町出身の杉山卓さんがステージを務め、「クロードのタンゴ」などをソロ演奏。杉山さんは、イタリアで開かれた電子アコーディオンの国際大会で優秀賞を受賞した実力者。
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