
紅葉の名所として知られる熱海市のMOA美術館の敷地内にある「茶の庭」で、見ごろを迎え、来館者を楽しませている。
「茶の庭」の茶室「一白庵」「樵亭(しょうてい)」や「光琳(こうりん)屋敷」の周りには、鮮やかな赤や黄に色づいたノムラモミジ、イロハモミジなどカエデ類が約60本植えられ、庭内を錦秋に染めている。「一白庵」では和菓子や抹茶を味わいながら、ゆったりと秋の風情を心行くまで堪能できる「紅葉狩りの新名所」として、数年前からインターネット上で評判になっている。庭園には「二條新町 そばの坊」「和食・甘味 花の茶屋」もあり、食事もできる。
茶の庭の入り口「唐門」からの景色は、インスタ映えし、訪れた人たちがカメラを構えたり、散歩をしたりして思い思いに満喫ー。
11月29日は伊東市立南中の生徒たちが理科の校外学習で訪れ、秋の気温と深く関係する紅葉について観察するなど、多くの人が訪れている。
同美術館は12月8日まで、リニューアル3周年記念特別展「仁清 金と銀」を開催している。11月30日は「特別な秋の一夜」と銘打ち、午後1時半から館内の能楽堂で秋の演能会「紅葉狩」を開催。また開館を午後7時まで延長して一夜限りのライトアップを実施する。最終入館は午後6時半。
(熱海ネット新聞)
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