熱海駅前商店街で防災訓練 消防署員から応急手当学ぶ 観光客の救護手順確認

熱海市各地区の自主防災組織は12月1日の「地域防災の日」に防災訓練を行なったが、平和通り、仲見世通り両商店街を抱える田原本町自主防災会は休日を避け、4日に実施した。熱海駅前郵便局裏の公開空地で杉山利勝町内会長を中心に2班に分かれ、消防署員から三角巾を使った応急処置方法やAED(自動体外式除細動器)と消火器の正しい使い方を学び、災害発生時に備えた。
AEDの訓練では、負傷者役の人形に「大丈夫ですか?」と声をかけ、反応がないと、無呼吸を確かめ、近くの人に「救急車を読んでください」と指示し、観光客の救護手順確認した。熱海市の場合、119番通報をしてから救急隊が現場到着するのに平均で約8分かかることから、AED使用の補完手段として人工呼吸と心臓マッサージをリレー方式で行った。
(熱海ネット新聞)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る