
上皇陛下の誕生日(12月23日)を祝って献上する紅白梅の枝切り作業が12月16日、「日本一早く咲く梅」で知られる熱海梅園であった。熱海市観光経済課の稲葉最(さい)さん(33)が紅梅の「八重寒紅(やえかんこう)」と白梅の「冬至梅(とうじばい)」のつぼみが膨らんだ枝を選び丁寧に切り取った。
開花まじかのこれらの梅の枝は市庁舎の暖めた室内でつぼみを膨らませたあと、20日に富岡久和観光経済課長と鈴木英明秘書広報課長が宮内庁へ届ける。
熱海市では、今年で86歳を迎えられる上皇陛下が皇太子時代の昭和44年(1969年)から毎年続けており、今年で51回目。これらの梅は紅白一対の束にして英国大使館や韓国大使館にも持参する。別便でNHK静岡にも送付する。
(熱海ネット新聞)
■市観光推進室・池田佳世さん 上皇陛下のご健康と長寿を願い、大切に枝を切らせていただきました。令和最初の献上に関われて大変光栄です。
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