“新型コロナ”配慮、梅まつり1日で終了 熱海市が3月中のイベント中止を発表

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、熱海市の齋藤栄市長は2月27日、3月末までに市内で予定されていた市主催および市関連イベントの中止や規模縮小を明らかにした。
中止が決まった主なイベント行事は「湯めまちをどり華の舞」(毎週土・日曜、熱海芸妓見番)、春季火災予防運動合同訓練(3月1日、泉・下多賀)、ATAMI 2030会議(7日、福祉センター)、南熱海お宿グルメフェスタ(7日、長浜海浜公園)、海辺のあたみマルシェ(22日、熱海銀座通り)など。
熱海梅園で開催中の「梅まつり」は、8日までだった日程を1日に前倒しして閉幕し、イベントや足湯も終了する。これに伴い、2日以降は入場が無料となる。

熱海市津波避難訓練(8日、市内各所)はサイレンとメール送信だけ行い、規模を縮小して実施する。伊豆多賀温泉わかめまつり(14日、長浜海浜公園)は3月3日の実行委員会で最終判断する。
市立の保育園、幼稚園、小学校、中学校の卒業式は、感染を防ぐ対策を周知・徹底して予定通り、開催する。

安倍晋三首相が26日、新型コロナウイルス対策本部で、スポーツなどの大規模イベントについて今後2週間は中止や延期をするよう要請したこと受け、東京オリンピック・パラリンピックへの影響に配慮して決めた。
(熱海ネット新聞)
■齋藤栄市長 感染の拡大を食い止められるかどうか、これから1、2週間が正念場。今後も国や県の動向を注視して、市としても最大限に協力していく。随時、状況に応じて適切な対応を行う。
齋藤栄市長の写真はNHK静岡ニュースより

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