三島信用金庫が静岡県東部・伊豆地域の創生につながる優れたビジネスプランを表彰する「第9回さんしん夢企業大賞」で、熱海市の介護タクシー会社「伊豆おはな」が「地域創生賞」を受賞した。3月2日、河瀬豊社長と看護師資格を持つ夫人で専務の愛美さんが熱海市役所に齊藤栄市長を訪ね、受賞の報告を行った。
同賞は、三島信用金庫の創立100周年記念事業として2011年に創設され、今回で9回目。「伊豆おはな」は、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく旅行できる「伊豆をユニバーサルツーリズムの聖地に〜気兼ねなく旅行できる社会をすべての人に〜」を提案し、準グランプリにあたる「地域創生賞」に選ばれた。
河瀬社長は「車イスの人や高齢で足腰に不安がある人が家族とホテル旅館に宿泊する際、観光名所を巡ったり、飲食店を利用したりするのが、家族の負担になっていた。訪問介護や患者搬送のノウハウを持つ介護タクシーがトラベルヘルパーを務めれば、旅行を諦めていた人にワンストップサービスを提供できる」と説明した。
市長は「高齢化が進み、需要は増える。熱海、伊豆地域の誘客につながる素晴らしいアイデア。大変期待している」と激励した。
表彰式は2月26日に三島信用金庫本部(駿東郡長泉町)で行った。
(熱海ネット新聞)
第9回さんしん夢企業大賞…https://www.mishima-shinkin.co.jp/news/detail/20200128.html
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