熱海市の今宮神社で3月28日、八代一雄総代長など神社役員13人が参列して、新型コロナウイルスの「感染拡大鎮静化祈願祭」が執り行われた。消毒スプレーで入念に手を洗い拝殿に入り、厳粛な空気が漂う中、泉明寺みずほ宮司が鈴の清らかな音色でお祓い(はらい)する「鈴祓(すずはらい)」、新型コロナウイルスの終息を祈る祝詞を奏上し、参列者が玉串奉納をして一日も早く平穏な日常が戻るよう祈った。
儀式を終えた泉明寺宮司は「毎日多くの人が参拝にお見えになり、感染の影響の大きさを感じる。終わりが見えないものの、一日も早く平穏な日常が戻るよう祈りました」。同神社では、来社できない人のために、毎朝、疫病退散の祝詞を奏上し、新型コロナウイルスの鎮静と人々の健康を祈願するという。
熱海市の西部地区でも感染拡大に伴う全国的な外出自粛ムードで、宿泊や宴会のキャンセル、様々な店舗の売上減が相次ぎ、深刻さが増している。
(熱海ネット新聞)
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