
熱海市議会(定数15)の自民会派「熱海成風会」(7人)は4月15日、新型コロナウイルス感染拡大に関する緊急の対策要望書を齋藤栄市長に提出した。高橋幸雄代表と杉山利勝幹事長が市長応接室で手渡した。
要望書では、新型コロナウイルスの感染拡大が、市民生活や経済に深刻な不安を与えていることを指摘。本年度執行予定で緊急性のない市営養護老人ホーム「梅園荘」の解体(7千万円)、国際友好都市カスカイス市(ポルトガル)の親善訪問(519万円)の予算を新型コロナウイルス対策に充てることを求めている。また感染終息後に市が予定している予算1億円の誘客キャンペーン(新型コロナウイルス感染症対策第3弾)の前倒しも要求した。他の要望は下記の通り。
(熱海ネット新聞)
■提出者 高橋幸雄、稲村千尋、杉山利勝、川口健、竹部隆、越村修、赤尾光一
【要望内容】
1.感染症対策第3弾・誘客キャンペーン(予算1億円)の前倒し及び「梅園荘の解体」「カスカイス訪問」「議員の行政調査」の予算を見直し、新型コロナウイルス対策に充てる。
2.市内事業所が漏れなく生活給付金や持続化給付金・雇用調整助成金などの給付を受けられるようにサポート体制を構築する。
3.市の水道料金の1カ月ないし2カ月の減免。また県企業局へ対し、県営駿豆水道の費用削減を要求。
4.市内事業者へ一律10万円の給付。
5.旅館・ホテルなど宿泊業者への交付金支給。
6.広報あたみのコロナ対策臨時特集号の発行。
7.市役所(特に市民生活課窓口)のソーシャルディスタンス確保。
8.県のセーフティネット制度(融資)の利子補給の継続。
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