新型コロナウイルス感染拡大防止のため、7月の京都・祇園祭(八坂神社)の山鉾(やまぼこ)巡行の中止が4月20日、祇園祭山鉾連合会と八坂神社から発表された。祇園祭は869年に疫病流行を受けた御霊会(ごりょうえ)を起源に始まり、山鉾(やまぼこ)巡行=7月17日前祭(さきまつり)、24日後祭(あとまつり)=には毎年、多くの観光客が詰めかける。新型コロナウイルス感染拡大の終息が見通せない中、従来通りの実施は困難だと判断した。
7月には、熱海こがし祭り・山車コンクール=7月15日、16日=が予定されており、各町内からは、中止を含めて検討する声や予定通り実施したいとの声が出始め、主催する熱海市観光協会は例年通りの開催に気を揉んでいる。
今年は、大型連休で全国最大規模の人出を誇る「博多どんたく港まつり」=5月3、4日=の中止が決まり、全国の祭り関係者に衝撃を与えている。とにもかくにも、一日も早い新型コロナウイルスの終息を願うばかりだ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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