
静岡県は4月30日、熱海市に住む成人の女性1人と成人の男性会社員2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。3人は前日感染が明らかになった男性会社員(28日PCR検査で陽性が判明)の同居する家族。濃厚接触者に当たることからPCR検査を実施した結果、29日夜、陽性が判明し、新型コロナウイルス感染が確認された。感染経路は調査中。
このうち、男性会社員の1人は熱海市の「小形(おがた)タクシー」の運転手。4月21日、22日、25日、26日、27日に乗務(いずれも午後1時から翌日午前1時)していたことから、県は感染拡大防止のため、会社名を公表した。「マスクを着用せず、15分以上乗車して発熱や咳(せき)等の体調不良のある人は熱海保健所に申し出てほしい」と呼びかけている。乗務員は運転時、マスクを装着し、窓を開けて換気に努めていた。症状も出ていない。
女性は息苦しさ、もう一人の会社員は少しの咳の症状がある。
市内の感染者は5人に増え、クラスター(集団感染)が懸念されている。
(熱海ネット新聞)
■熱海保健所 0557−82−9125(午前9時〜午後5時)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。