カラスの巣作りが盛んになる季節を迎えた熱海市で5月11日、市内咲見町の電柱で「カラスの勝手でしょ」とばかりに営巣が始まり、地域住民をハラハラさせている。カラスはひなを見守りながら餌を得られるよう、見晴らしの良い所に巣を作る習性があり、電柱はうってつけ。
ただ、雨にぬれた木の枝や針金、金属製のハンガーなど電気を通す“資材”を使うため、それが電線などの設備に触れると漏電したり、ショートを引き起こしたりして停電につながる恐れがある。
東京電力は、巣作りの期間中(3月〜6月)はパトロールを強化し、発見した「カラスの巣」をすみやかに撤去しているが、カラスは巣を撤去してもすぐ別の鉄塔や電柱に巣を作るため、対応に苦慮している。
(熱海ネット新聞)
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