熱海医師会に防御服とマスク寄贈 木村土木と熱海JC コロナ第2波に活用

新型コロナウイルスの診察や検査に役立ててもらおうと、伊豆の国市の建設会社「木村土木」と熱海青年会議所(JC)は5月21日、熱海医師会にアズベスト除去工事などに使用している防護服30着と医療用サージカルマスク3000枚を寄贈した。防御服は同社の木村信太郎社長が「熱海の医療従事者の役に少しでも立てれば」と岩井茂樹参院議員に打診し、自民党熱海支部が仲介して贈った。市内清水町の熱海医師会での寄贈式には、藤曲敬宏県議、稲村千尋市議が同席した。
同社はこれまで伊東市民病院や今井浜病院(河津町)などの医療機関や南伊豆町、松崎町などの自治体に寄贈してきた。足立達男専務は「わずかな量だが、感染の可能性が高い中で働く熱海の医療従事者に役に立ててほしい」と述べた。

熱海青年会議所は水谷光一郎理事長、櫻井清孝顧問、安井誠専務理事が訪れ、高品質の医療用サージカルマスクを寄贈した。水谷理事長は「医療の最前線で熱海を守って頂いている医療機関の皆さんに感謝している。少しでも協力できれば思い、会員の人脈を駆使し、品質を精査して買い求めた」と話した。
熱海医師会の鈴木卓会長は「資材が足りていない状況で大変ありがたい。防御服もマスクを新型コロナウイルスの第2波、第3波に備えて有効に活用する」と感謝した。
(熱海ネット新聞)

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