西武グループのプリンスホテル（本社・東京都豊島区）は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、今夏に予定していた「プリンス　スマートイン熱海」の開業を秋以降に延期すると発表した。開業時期は、客、従業員の安全・安心を最優先に今後の状況を踏まえて決める。
「プリンス　スマートイン熱海」は、熱海駅から徒歩約３分の熱海市春日町の伊豆箱根バス熱海営業所跡地に建設中で地上８階建て、客室１２５室（ダブル６２室、ツイン６３室）の宿泊特化型ホテル。スマートフォンで予約、チェックイン、チェックアウトなどの手続きを行い、客室単価を１万円程度に設定。２０〜３０代のビジネス客やカップル客、国内外のレジャー客をターゲットにしたプリンスホテルの新ブランド「プリンス　スマートイン」の第１弾として注目されていた。
同時期に開業予定だった「東京ベイ潮見プリンスホテル」（東京都江東区）、「プリンス　スマートイン恵比寿」（東京都渋谷区）も開業を秋以降に延期する。
（熱海ネット新聞）