本来なら「ATAMIジャカランダフェスティバル」(6月6日〜21日、熱海市観光協会主催)の開幕日だった6月6日、会場となる熱海サンビーチと国道135号線に挟まれたお宮緑地でジャカランダが満開を迎えた。新型コロナウイルスの感染防止で観賞に訪れる人は例年の2割程度だが、植栽されている140本の釣り鐘状の花びらが爽やかな青紫に染めあげ、国道を往き交うドライバーの目を楽しませている。
(熱海ネット新聞)
■ジャカランダ 世界三大花木(カエンボク、ホウオウボク、ジャカランダ)の1つ。6月に青色、薄紫色の花を咲かせる南米原産ノウゼンカズラ科の常緑樹。熱海市は1990年7月、ポルトガル・カスカイス市との姉妹都市提携を記念して、同市から苗を譲り受け、初めて植栽。
■ジャカランダ遊歩道 国道135号線とサンビーチに挟まれた延長430m、幅12~20mの細長い緑地。2014年6月、それまであった椰子(やし)の木などを移植・撤去し、約110本のジャカランダを植裁し、国内最大のジャカランダ遊歩道に整備。大きく育った木も32本植えられている。
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