

昼の長さが1年で最も長い夏至の6月21日夜、熱海市の渚小公園で、「100万人のキャンドルナイト@熱海」(熱海マリンサービス・未来創造部主催)が初開催された。ハート型に配置した1000個のキャンドルに火を灯し、午後8時から2時間にわたって暖かな光に包んだ。
同イベントは、2003年の夏至に「でんきを消して、スローな夜を。」を合言葉に国内外で始まり、夏至の夜にキャンドルの灯りの下で、一人ひとりがゆっくりと考える時間を過ごすことを提唱。それぞれ独立して運営され、今年も東京、大阪など各所で開かれた。
日本開催の発起人の一人で熱海在住の枝廣淳子さん(環境ジャーナリストで翻訳家)が再生可能エネルギーの普及を目指す「熱海グリーンエネルギー推進協議会」で「熱海開催」を提案。熱海マリンサービス(光村智弘社長)が応じ、社内に「未来創造部」を創設して「コロナの向こうを照らす明かり」をテーマに実施した。
会場ではバイオリニストで熱海市職員の真野有奈さんが演奏し、幻想的なキャンドルとともにYouTubeでネット配信した。動画は同部のホームページでも視聴できる。
光村代表は「補助金を受けず、持続可能なイベントにするため、オンラインで募募金を集めるスタイルにチャレンジした。今後もプラスチックごみ問題を考えるイベントなどでも実施したい」と話し、集まった寄付金は途上国でコロナと闘っている「国境なき医師団」と「熱海ふれあい作業所」「陽光の園」へ贈るという。
(熱海ネット新聞)
■熱海マリンサービス・未来創造部主催…https://www.youtube.com/watch?v=oCmCSVkkdgk&fbclid=IwAR3OdTJ8REy4-CDTquUHmHNWWIHv7EjUseoSZpFYt0cnd7zWxk9yiNGZXXQ





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