先祖や亡くなった人の霊を供養する送り盆の行事「灯ろう流し」が8月16日夜、熱海市上多賀の長浜をはじめ、中野海岸、下多賀・池田港の3カ所であった。長浜海水浴場では、伝統行事「百八体流灯祭」の前に行われ、多賀観光協会が赤、黄、緑、青、灰色の風よけ和紙が付けられた灯ろう(1組1000円)300基を用意。地元住人や観光客が買い求めたり、持ち込んだりした灯ろうにそれぞれ供養の言葉や願い事を書いて砂浜から海に流した。多賀湾一帯に500基余りの淡い光がゆるやかに揺れると、訪れた人たちは手を合わせ、先祖の魂を弔った。灯ろうは水で溶ける素材でできており、環境にも配慮している。
(熱海ネット新聞)
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