静岡県は9月30日、熱海市の70代の男性がマダニの媒介によるとみられる「日本紅斑熱」を発症したと発表した。男性は9月25日ごろに発熱、発疹があり、27日に医療機関を受診。入院して治療を受けていたが、29日に病原体遺伝子が検出された。男性は発症数日前に自宅庭の手入れをしていた。脇腹にマダニに刺されたとみられる痕があったが、自覚はなかったという。快方に向かっているという。
県内では今年6例目。このうち、熱海市では70代女性(5月1日)、50代男性(5月21日)、90代女性(7月13日)に続く4例目。マダニは山や草むらなどに生息し、秋まで活動が盛んなため、県と市は、屋外で活動する際は、長袖や長ズボンを着用するなど対策をとるよう呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
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