

暦の上で「冬」の始まりとなる「立冬」の11月7日、日本一早咲きの梅の名所で知られる熱海梅園で、梅が今シーズン最初の花を咲かせた。韓国庭園横の冬至梅(とうじばい)の小さい白い花で、周りの木もつぼみを膨らませている。
梅は寒い季節にいち早く花を咲かす。園内には472本の梅の木があり、早咲き品種は例年、11月中旬から12月に咲き始める。初咲きは昨年より15日早く、最近10年では最も早いという。
狂い咲きや家庭栽培を除き、他所で梅の開花の声は聞かれず、今シーズンも全国で最も早い開花となった。
熱海梅園では1週間後に「熱海梅園もみじまつり」(11月14日~12月6日)が開幕。モミジたちもお約束のように色づき始めた。「日本一早い梅」と「日本一遅い紅葉」の競演が始まり、来園者は晩秋と新春を両方楽しんでいる。(熱海ネット新聞)


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